ニフティは3月5日、ニフティクラウドのソリューションサービスとして、サーバー向けクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」およびWeb改ざん検知サービス「GREDセキュリティサービス」の提供開始を発表した。

トレンドマイクロのTrend Micro Deep Security as a Serviceは、サーバー保護に必要なウイルス対策やWebアプリケーション保護、侵入検知・防止などのセキュリティ機能を一元的に提供するサービス。導入時に管理サーバーを構築する必要がなく、クラウド上で提供される管理サーバーにログインするだけで、セキュリティ設定の変更やログ管理を行うことができる。同サービスがニフティクラウドで利用可能になることで、クラウドサービスとセキュリティ対策サービスを一括で調達できるうえ、ニフティクラウドの無償サポートも受けられるため、運用・管理の負荷を低減できる。利用料金は、1サーバーライセンスにつき月額20,000円(税抜)。最大5サーバーライセンスまでの利用料金を2015年6月末まで無料とするキャンペーンも実施されている。

ニフティクラウドでのTrend Micro Deep Security as a Service利用イメージ

一方、セキュアブレインのGREDセキュリティサービスでは、サイトの改ざんの有無を定期的にチェックすることでサイトの安全性を確保することができる。同サービスは、一般のサイト閲覧と同じように、インターネット側からコンテンツをチェックするため、サーバー側の監視では見つけることができない改ざんも検知可能。また、ウイルスの行動パターンを推論するヒューリスティック検知エンジンがコンテンツのさまざまな要素を解析するため、多様なパターンの改ざんを検知できる。解析ページ数と1日のチェック回数によって9つの料金プランが用意されている。

GREDセキュリティサービス利用の流れ