グローバルブルー ティエフエス ジャパン(グローバルブルーTFS)とNTTデータは3月3日、専用の小型端末を用いて免税書類の発行が可能な製品を新たに開発し、免税書類発行システム「GripsJ」のラインアップとして2015年春より提供を開始すると発表した。

新製品となる「GripsJ for Terminal(小型端末タイプ)」は、PCタイプとなる「GripsJ」の4分の1程度の大きさで、プリンター内蔵の小型端末にて免税書類を発行できるため、省スペースで免税手続きが可能となる。

また、タッチパネルで操作でき、スマートフォンに類似した操作性を備えるほか、手作業によるミスの防止や排除、免税データの自動集計による分析やマーケティングへの活用が可能だ。

「GripsJ(PCタイプ)」利用イメージ/「GripsJ for Terminal」小型専用端末

同製品は、NTTデータが開発を行い、グローバルブルー TFSが加盟店向けにサービスを提供する。販売開始日は、多くの外国人が旅行にて来日するとされる2015年春の予定だ。

両社は今後5年間で、累計3万台の導入を目指す。