東武動物公園では、1月25日に誕生したホワイトタイガーの赤ちゃん4頭が、順調に成長している。

順調に成長中のホワイトタイガーの赤ちゃん

希少種ホワイトタイガーの赤ちゃん4頭がすくすと成長中

ホワイトタイガーは、インドに生息するベンガルトラの白変種で、体毛は白色もしくはクリーム色に黒の縞模様。全世界でも約250頭、国内には35頭ほどしかいない希少種となる。赤ちゃんは1月25日の23時頃に誕生。同園では、一昨年に続き2度目の誕生となった。

まだ、見分けるのは難しい?

お母さんのおっぱいを飲む赤ちゃん

生後から1週間が経った2月1日に、1回目の健康診断を実施。健康診断では、体重測定や触診のほか、性別の確認を行った。体重は1,660g、1,610g、1,580g、1,350g。また性別と頭数は2013年同様、オス3頭のメス1頭だった。現在も順調に体重が増えているものの、赤ちゃんたちはまだ小さいため、一般公開は4月頃になる予定だという。

上と下、健康診断の様子

同園では2月7日より一般公開前まで、寝部屋の様子をLIVE(生放送)で見ることができる「モニター展示」を開始。赤ちゃんたちがお母さんのお乳を飲む様子などを、ホワイトタイガー舎前に設置されたテレビモニターで見ることができる。なお、動物の体調などによっては放送を中止する場合がある。また、成長の記録はTwitter、Facebook、Webページでも紹介している。

同園の所在地は、埼玉県南埼玉郡宮代町大字須賀110。