1階フロアの3分の1強をDI製品の展示コーナーとし、αシリーズの撮影体験スペースや、製品ラインアップの展示、レンズコンサルティングスペースを配置した。実際にカメラを手にして、動く被写体でもブレずに、暗所でも明るく撮影できることを体験することで、ソニーのレンズやイメージセンサー、画像処理エンジンなどの技術力を感じてもらうことが目的だ。

「動体、暗所、色彩、望遠、ポートレート、マクロ、これらすべての撮影を体験できるスペースを用意した。また、レンズコンサルティングスペースでは専門アドバイザーが常駐して、AマウントおよびEマウントのすべてのレンズを試すことができ、利用シーンや要望にあわせて最適なレンズを提案できる」(土屋店長)という。

動体撮影を行うコーナー。機関車トーマスのジオラマを特別に用意(3月8日まで)

暗所撮影を行うために特別に作られたコーナー

望遠レンズも試すことができる

ポートレートやマクロ撮影を行うブース

レンズコンサルティングスペース。専門アドバイザーが常駐する

AマウントおよびEマウントのすべてのレンズを試せる

2階フロアでは、「写真を語り、集う場所」と位置づけるオープンスペースのαコミュニティ、「撮る楽しさを学べる場所」とするα Cafe体験会を実施できるエリアを用意。

α Cafe体験会は今年度だけで、すでに357講座を開講し、2,578人が参加した。「3月は57講座を開講する予定。ほとんどが無料の講座であり、写真の撮り方や交換レンズを使った楽しさを、専門用語を使わずに教えることができるのが特徴。撮る楽しさを手軽に学んでもらえる」(土屋店長)。また、αコミュニティは、α Cafeの参加者が気軽に利用したり、ママ友サークルなどが利用できるように開放する。さらには動画編集などのワークショップも随時開催するという。

オープンスペースのαコミュニティ

プロカメラマンによる作品を4Kテレビで鑑賞できる

3月は57講座を行うα Cafe体験会のスケジュール冊子は手作りのもの

好調なハイレゾ製品

120型の4Kプロジェクターを用いて、撮影した写真を鑑賞できるシアタールームも用意。ここではハイレゾオーディオシステムも同時に試聴できる。そのほか、ウォークマンをはじめとしたハイレゾオーディオ製品、4KテレビやVAIO、Xperia、PlayStationなどを展示。それぞれのアクセサリー類の展示も豊富だ。

ソニーマーケティングの河野社長は、「4K、ハイレゾ、αの3つのカテゴリーが、ソニーが差異化できる領域だと捉え、それらの分野で高付加価値による市場活性化を図る。4Kテレビでは、96週間連続ナンバーワンシェアを獲得。ハイレゾオーディオにおいては、ハイレゾウォークマンの出荷台数が15%増、ウォークマンの平均単価が27%増、ソニーのオーディオ関連機器の売上高に占めるハイレゾ関連製品の売上構成比が30%を突破している。ヘッドホンもハイレゾ化の効果で販売金額が前年比10%増となっている」と説明した。

また、河野社長は札幌、福岡にもソニーストアを出店する方向で検討していることを明らかにした。出店時期などについては明言しなかった。

アクションカムの展示コーナー

アクションカムは様々な使い方ができる?

ハイレゾ製品の展示にも力を注いでいる

ウォークマンのコーナー。試聴もできるようになっている

ハイレゾを聴くならヘッドホンにもこだわりを

4Kテレビの展示コーナー。ゆったりとした気分で視聴できる

ヘッドマウントディスプレイ「HMZ360」を体験できる

透過式メガネ型端末「Smart Eyeglass」も体験可能だg

2月26日から出荷されているVAIO Zも展示している

ソニーストアオリジナルとなるPlayStation 4 FINAL FANTASY 零式 HD 朱雀エディション