アンファーはこのほど、「47都道府県"ブスまつ毛"調査」の結果を発表した。同調査は1月22日~26日、週1回以上「まつ毛メイク」をしている、全国の20~40代女性2,350名を対象にインターネット上で実施したもの。

「47都道府県"ブスまつ毛"調査」結果発表

調査では、まつ毛の負担となる項目を「負担Pt」(減Pt方式・最高-200Pt)、まつ毛の負担を軽減できると考えられるまつ毛ケアの項目を「ケアPt」(加Pt方式・最高+70Pt)として、それぞれ自分に当てはまると感じる程度をチェックした上で、程度に応じてポイントを割り付け。「負担Pt」と「ケアPt」を合算して、総合Ptを算出し、総合Ptが低い順に並べて"ブスまつ毛"のランキングとした。

"ブスまつ毛"総合1位となったのは「岡山県」(総合-36.86Pt)。次いで2位は「徳島県」(総合-35.14Pt)、3位は「福井県」(総合-34.80Pt)となった。一方で、まつ毛の負担が少ない状態の"美まつ毛"トップ3には、「奈良県」(総合-19.16Pt)、「福岡県」(総合-20.56Pt)、「長崎県」(総合-22.22Pt)が選ばれた。

「総合Ptの分布図」

総合Ptの全国平均は、「-29.13Pt」とマイナス値。また、ランキングを「負担Pt」順に並べると、1位「福井県」(-60.50Pt)、2位「東京都」(-59.50Pt)、3位「岡山県」(-58.50Pt)、4位「秋田県」(-57.90Pt)、5位「愛知県」(-56.40Pt)という結果となった。「負担Pt」チェック項目の全国平均を見ると、64%の人が「自分のまつ毛の状態を把握していない」と回答。さらに、「まつ毛をケアする方法を知らない」と回答した人も59%と半数以上を占めている。

都道府県別に見ると、"ブスまつ毛"総合1位の岡山県は、「ホットビューラー」の使用率が26%と全国平均(13%)の約2倍。「負担Pt」が全国2位の東京都は、「マスカラ」の使用率が全国1位の96%で、平均(79%)を上回っている。

"ブスまつ毛"総合2位の徳島県は、「睡眠時間が少ない」人が64%で全国平均(49%)と比べても多く、「まつ毛をケアする方法を知らない」人も68%と全国平均を上回る結果となっている。総合3位の福井県は、「つけまつ毛を日常的に取り入れている」人が28%と全国トップクラス。加えて、「同じつけまつ毛を1カ月以上使っている」人も、全国平均(11%)に対して20%と高かった。

続いて「ケアPt」順で見ると、「奈良県」(29.04Pt)、「東京都」(28.50Pt)、「茨城県」(27.54Pt)がトップ3となった。東京都は「ケアPt」では全国2位の意識の高さを誇るにもかかわらず、負担の大きさから総合ランクは14位に下がっている。

"美まつ毛"総合1位の奈良県は、「ケアPt」は全国1位、「負担Pt」は42位と、普段からの負担の少なさとケアへの意識の高さが結果に表れている。また、トップ3の都道府県はいずれも「ケアPt」が全国平均を上回り、かつ「負担Pt」も平均を下回る結果となった(ケアPt全国平均: 23.66Pt / 負担Pt全国平均: -52.79Pt)。

なお奈良県は、まつ毛メイク専用の「リムーバー(ポイントメイクリムーバー)」の使用率も44%と全国平均(28%)を大きく上回った。普段からケアの習慣がついていることに加えて、ひと手間かかるケアをきちんとしていることがうかがえる。

「日常的に取り入れているまつ毛メイクは?」

全国的に見て、日常的に取り入れているまつ毛メイクは、「マスカラ」がもっとも多く79%、次いで「ビューラー」も71%と半数以上の人が使っていることがわかった。「ウォータープルーフマスカラ」の使用率も45%と高く、このうち約3人に1人は「マスカラ」と「ウォータープルーフマスカラ」を併用していた。

そこで、「まつ毛メイクでまつ毛に負担がかかっていると思うか」を聞いたところ、67%が「思う」と回答。理由としては、「ビューラーのゴムを替えるときにゾッとするほど抜けているから」(43歳・三重県)、「メイクを落とさずに寝てしまうことがあり、翌朝まつ毛がクタッとしているから」(27歳・新潟県)などがあがった。

「まつ毛に関する悩みは?」

まつ毛の悩みの上位には、「ボリュームがない」(40%)、「カールが弱い」(31%)、「短い」(31%)など、まつ毛メイクである程度カバーができるものが並んだ。一方で、「抜けやすい」(27%)、「まばらな状態である」(20%)など、度重なるまつ毛への負担の結果とも考えられる悩みも見られた。

最後に、まつ毛事情に都道府県の特性が反映されているかどうかを探るべく、「周囲の女性のまつ毛を見てどのような傾向があると感じるか」について調査を行った。

集まったコメントの中でも目立ったのは、「夏はかなり暑く湿気も多いので、ビューラーをしても5分後には元に戻っている」(41歳・鹿児島県)、「雪や霜が降りる冬の季節は、まつ毛の抜け毛が多い気がする」(42歳・石川県)といった気候に関連した内容。また、「温泉が豊富で身近なためか、美肌・美髪・美まつ毛の人が多い」(34歳・鳥取県)、「よさこい祭のときだけ、まつ毛エクステをする人が増える」(38歳・高知県)など、それぞれの都道府県ならではの声も寄せられた。