第87回アカデミー賞授賞式が23日、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットが助演女優賞を受賞した。

『6才のボクが、大人になるまで。』メインビジュアル

『6才のボクが、大人になるまで。』は、6歳の少年メイソンとその家族の変遷の物語を、同じ主要キャストで12年に渡り撮り続けたドラマ。パトリシア・アークエットは、少年から青年へと成長していくメイソンの母親を演じた。

パトリシア・アークエットは授賞式の檀上で、アカデミー賞に関わる人やほかのノミニーをはじめ、キャスト、クルー、イーサン・ホークら映画の中の家族、リンクレイター監督、友人、両親、ボランティアの人たちに、感謝の気持ちを伝えた。

そして、「途上国への支援をしている方や、子供を産んだことのある母親のみなさん、世界の市民…ほかの人たちの人道の権利のためにみんな立ち上がってきました」と続け、「賃金の平等を、女性にも平等の権利を与えるべき時が来ています。アメリカでも平等の権利を女性に与えるべきです」と訴えると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

『生中継! 第87回アカデミー賞授賞式』は現在、WOWOWプライムにて放送中。字幕版は同日21時より放送。

(c)2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.