デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は2月18日、データドリブンマーケティングのサービスにおいてエクスペリアンジャパンと協業すると発表した。

今回提供するサービスでは、メール、SMS、ソーシャル、Webなど複数のチャネルにわたるキャンペーンを一元管理できるエクスペリアンジャパンのプラットフォーム「Experian Cross-Channel Marketing Platform(CCMP)」と、LINE ビジネスコネクトに対応したメッセージ管理ソリューション「DialogOne」を連携する。

DialogOneとCCMPの連携イメージ

「DialogOne」は、メッセージングサービスを通じた企業と生活者の円滑でインタラクティブなコミュニケーションを実現するメッセージ管理ソリューション。

一方の「CCMP」は、複数のチャネル、デバイスを使いこなす現代の生活者に対して、関連するデータを統合、分析。個人単位に最適化された時間や場所、チャネルに対し、最適なコンテンツを自動で配信できる。

今回の協業は、これまで別々に管理されることが多かったアクイジション領域(広告などによる新規顧客獲得)とリテンション領域(CRMなどによる既存顧客開拓)を、データに基づいて一元管理し、広告効果や顧客生涯価値(LTV)を最大化するためのデータドリブンマーケティングサービスの提供を目指したもの。その第一弾は、利用者が急拡大中で生活者の情報発信・収集やコミュニケーションの重要ツールとなっているLINEにて実現した。

それにより、広告主の保有する購買履歴や広告接触履歴等のデータベースを活用した的確なターゲティングによるLINE上での顧客とのコミュニケーションも可能となる。