CA Technologiesは2月10日、エンタープライズ・モビリティ管理ソリューション「CA Enterprise Mobility Management(CA EMM)」を日本国内で販売すると発表した。

同製品は、モバイル端末に必要とされるデバイスやアプリケーションなどの管理機能を包括的に提供するソリューション。必要な機能だけを選択できるため、すでに使用中の類似製品と組み合わせて使用できる。

また、既存のセキュリティ・ソリューション「CA Single Sign-On」と連携させ、モバイル・アプリケーションからクラウド・プロバイダーへのフェデレーションやイントラネットへのアクセスを安全かつシームレスに繋ぐこともできる。

CA EMMが提供する包括的な管理機能は、企業が求めるモバイル全体の管理に対するニーズにあわせBYOD(Bring Your Own Device)や COPE(Corporate Owned,Personally Enabled:会社支給のデバイスだが個人使用もできる)、CYOD(Choose Your Own Device:会社指定のデバイスの中から自分のデバイスを選ぶ)の実現、推進をサポートする。

CA EMMは、4つの製品群「CA Mobile Application Management(CA MAM)」「CA Mobile Content Management(CA MCM)」「CA Mobile Email Management(CA MEM)」「CA Mobile Device Management(CA MDM)」で構成される。

価格は、CA MAMの場合、1000ユーザーで、オンプレミスが780万円/年から、サブスクリプションが343万2000円/年から(いずれも税別)となっている。一人あたり2台以上のモバイル端末を保有する昨今の現状を踏まえ、端末数での課金ではなく、ユーザー単位での課金モデルを採用している。