デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は1月29日、YuMe Inc.(YuMe)とパートナーシップを締結し、日本国内に向けてスマートテレビ動画広告配信事業を強化すると発表した。

動画広告表示例

YuMeは、動画広告のプライベート・マーケットプレイス(PMP)の構築と配信事業に強みを持つインターネット広告企業。アメリカとアジア、ヨーロッパにおいて、LGエレクトロニクスほか複数のテレビメーカー、セットトップボックスメーカーと提携し、各社のホーム画面において動画広告配信事業を展開している。また、PCやモバイル、タブレットにおける動画広告配信も幅広く手掛ける総合的なビジネスモデルにより、あらゆる広告主のニーズに対応している。

DACは、スマートテレビを中心にYuMeのクロススクリーンに対応した動画広告配信用アドサーバーを日本国内へ導入することで、よりリッチなクリエイティブ表現や広告主からの様々な要望に応えるための最先端のPMP構築を実現すべく、業務提携を行うこととなった。

これにより様々なデバイスをまたがって利用する潜在顧客に対しリーチをするといった観点で非常に大きな強みとなり、複雑なビジネスモデルをサポートすることが可能になる。

今回の業務提携において、アメリカ、アジア、ヨーロッパで利用実績のあるYuMeの動画広告配信プラットフォーム 「YuMe For Publishers(YFP)」及びソフトウェアをローカライズし、日本国内のスマートテレビメーカーや各媒体社への広告配信技術の導入を推進する。また、配信広告在庫の一元管理、各種広告への活用を支援する。