まずは「サーキュレーター」を使わないパターンから。

スタート時の気温は19.3℃。ここからエアコンを15分かけて、何度まで上昇するでしょうか。

べんぞう君が見守る中、刻一刻と時は過ぎ……。

結果は20.0℃ということに! つまり、サーキュレーターを置かなくても、0.7℃上昇したということですね。サーキュレーターを設置して、本当にこの数字が大きく動くのでしょうか。

まずはサーキュレーターをエアコンの反対側の隅に設置して検証します。シミュレーションでは、これが一番効果が"出にくい"場所ということでしたが、本当のところはどうなのか。

窓を開けて空気の入れ替えを行い、室温を下げていきます。今回の開始温度は18.8℃。さあ、エアコンスタート!

サーキュレーターが気になってしかたないべんぞう君と遊んでいるうちに、あっという間に15分が経過。さて、結果は……?

19.9℃という結果に。1.1℃暖かくなりました。サーキュレーターを設置しない場合の上がり幅が0.7℃でしたから、サーキュレーターを部屋の反対側に置くと少しだけ暖かさが増したことになります。

しかし、ここでふとした疑問が。

今回、温度計はサーキュレーターとエアコンの中間地点に置いて計測しているのですが、もしかするとサーキュレーターの近くでは室温がもっと大きく変わっているのではないでしょうか。

そこで、温度計をサーキュレーターの側に移動させて、もう一度計測してみることにしました。

Before

After

結果は19.1℃! -0.3℃という結果に。なんと、サーキュレーターを設置したことで室温が下がるという衝撃の結果となりました。部屋の反対側に設置したサーキュレーターは、上空に向かって風を吹き上げたのですが、エアコンの温風がここまで届いてなかったため、冷たい空気をだけを撹拌してしまい、結果として室温が落ちたということでしょうか。

大変だこれ! エアコンと反対の壁際でサーキュレーターを回している人は、今すぐ止めた方がいいですよ!

……ちょっと興奮してしまいましたが、次からが本命です。

まずは、エアコンの真下から、真上に向かって風を吹き上げるやり方。シミュレーションによれば、これが2番目に部屋を暖かくできる設置方法とのことでした。

こういうことですね。

空気の入れ替えをして、室温を19.2℃まで落とし、スタートします。シミュレーション通りなら、エアコン付近の暖かい空気はかなり動きまわり、居住域の温度を上昇させてくれるはずです。

むっ、心なしか、さっきよりも暖かくなってきたような……。べんぞう君も床付近でくつろぎ始めました。

15分後の結果がこちら! 21.0℃まで上昇しました。その差は1.8℃! これまでと比べて暖かくなる速度が明らかに増しています。ここまで違うと、何となく肌でも体感できるような、そうでもないような。

……いや、すみません。さっきから窓を開けては温度を下げ、再びエアコンで温度を上げるという作業の繰り返しで、すっかり温度を感じる肌機能が麻痺してしまっているのです。

とにかく、数字は嘘をつきませんからね。15分で1.8℃上昇はかなりのものですよ。

しかし、これを超える本命が最後に待っているのです。