Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは1月22日(米国時間)、「Chromium Blog: Chrome 41 Beta: New ES6 Features and Improved DevTools for Service Workers and Web Animations」において、Chrome 41で導入される開発者向けの機能について伝えた。これによると、Chrome 41ではJavaScript ES6に関する新機能がいくつか追加されているほか、Service WorkerとWeb Animationに関するデバッグ効率をより改善するための機能が導入されているという。

Chrome 41で導入される主な新機能は次のとおり。

  • JavaScript ES6 Template Literalの導入。
  • 変数、関数の出力結果などをそのまま文字列として扱えるようにする機能を導入。こうした基本的な文字列フォーマット機能はこれまでJavaScriptに導入されておらず、今回の導入でこれまで問題視されてきた文字列フォーマット関連の機能を改善することになる。
  • Web Animationに関するDeveloper Tool機能に再生速度を制御する機能を追加。
  • Service Workerキャッシュを閲覧するための機能をDeveloper Toolへ追加。

Developer ToolはWebページやWebアプリケーションを開発するうえで欠かすことのできない機能。開発者はこうしたツールから通信状況やコンテンツの内容の調査または分析などを実施しており、Developer Toolの出来の良し悪しはそのまま開発効率に結びついている。