タムロンは1月13日、画素ピッチ3.1μmのイメージセンサに対応した焦点距離が50mmでF値が1.8の工業用単焦点レンズ「M111FM50」を発表した。1月20日より発売する。

製造装置、基板実装装置、各種検査装置、各種工作機器をはじめ、マシンビジョン用途で使用されているメガピクセルカメラは、一層の高画素化が進んでいる。同製品は、業界トップクラスの解像力を誇り、1.1型12メガピクセル相当の画素ピッチ3.1μmのイメージセンサに対応する。また、使用頻度の高い至近距離撮影での良好な画質を実現している他、回転トルクを高く設定し、フォーカシングや絞り調整時の操作性を向上させている。さらに、最新の光学設計技術により、大口径でありながら画面の中心から周辺に至るまで高解像、高コントラストな画像を提供する。

同製品により、同社の工業用メガピクセルレンズシリーズは、1/1.8型「M118」シリーズ6機種、2/3型「M23」シリーズ7機種に、1.1型が加わり、さらに充実したラインアップとなった。これにより、用途に応じたさまざまな高画素対応のレンズを提案できるようになったとコメントしている。

画素ピッチ3.1μmのイメージセンサに対応した焦点距離が50mmでF値が1.8の工業用単焦点レンズ「M111FM50」