Papers,Please

  • アプリ概要

設定や内容の異色さが話題のiPadゲーム。主人公は共産主義国アルストツカの入国審査官になり、入国希望者のパスポートや審査書類をチェックして入国の可否を判断するという間違い探し+アドベンチャーという内容だ。書類の不備や偽造、審問内容の矛盾を見抜き、不法入国者やテロリストの入国を阻止しないといけない。仕事ぶりや事件の時の選択により20種類のエンディングをむかえることになる。

  • コメント

悲喜こもごもで「人生とは何か?」を考えさせられるゲームです。入国者が持ってきたパスポートや書類に間違いや偽造がないかをチェックするのですが、何せ舞台は80年代の共産主義国家なので官僚主義が横行し、審査基準ややるべきことが1日ごとにころころ変わるので対応するだけでも大変。そもそもなぜ入国審査官が爆弾処理までしないといけないのか……。

給料は歩合制でチェックした人数によって変わり間違えると罰金なのですが、あまりに低い給料だと家族が養えず悲惨な目に。素早く正確な審査を目指すか、情に流されるか、それとも賄賂など悪の誘惑に乗ってしまうか、というギリギリの判断をしないといけないのが非常にスリリング。全体的に80年代のゲームを思わせる作りでアラフォー世代以上の人は「懐かしい」と感じるか思います。