ニールセンは12月25日、オンライン広告のブランディング効果測定ソリューションとなる「Nielsen Online Brand Effect(OBE)」を活用した日本国内におけるキャンペーン広告効果の最適化事例を発表した。

事例は、サントリー酒類のキャンペーンで、オンライン広告によりザ・プレミアム・モルツが美味しく飲める「超達人店」の認知向上を図るほか、来店数の増加につなげることを目的としたもの。

効果測定ソリューションは、オンライン広告のブランドリフト効果をリアルタイムで測定し、広告効果の最適化を支援するソリューション「Nielsen Online Brand Effect(OBE)」を使用。「超達人店」のほか競合ブランドが飲める店舗をアンケートの選択肢に置き、それぞれの店舗の認知率を「広告接触者」と「非接触者」から聴取した。

「広告接触者」に対しては、「超達人店」のバナー広告が表示された15秒後に、広告の上にアンケートを被せて表示し回答を収集。「非接触者」には広告とアンケートを同時に表示し、広告が見えない状態で質問を実施した。

その結果、キャンペーン全体での最終的なブランドリフト(認知向上効果)は38.3%で、ターゲティングではアルコールや外食に関心の高い層への認知向上効果が高いという結果となったという。

ブランドリフト(認知向上効果) 資料:ニールセン