Firefox OSを搭載したスマートフォン「Fx0」が、KDDIが発表された。国内キャリアからは初めての発表で、発売は12月25日。「クリスマスプレゼントにする」という田中孝司社長の公約をギリギリ守った形だ。今回、Firefox OS発表イベントで展示されていたFx0のファーストインプレッションをお届けする。

Firefox OS搭載スマートフォン「Fx0」

ハイスペックで快適な動作

Firefox OSは、非営利団体のMozillaが開発するモバイル向けOS。WebブラウザFirefoxの技術を活用し、HTML5、CSS、JavaScriptなどといったWeb標準技術を活用したアプリ開発が行えるため、Webデザイナーでもアプリ開発が可能になる点が期待されている。

「第3のOS」として話題になり、同じく第3のOSと呼ばれていたOSの中では最も順調に製品をリリースしている。すでに世界で15モデルが販売され、KDDIのFx0は16機種目になる。

Firefox OS自体は端末のスペックを問わないOSだが、これまでは新興国向けの低価格スマートフォンのOSとして採用される例がほとんどだった。とはいえ、国内では低スペックなスマートフォンが受け入れられる余地は少ないと見られ、KDDIではハイスペックなFirefox OSスマートフォンとして開発。

チップセットはクアッドコアのSnapdragon 400 MSM8926を搭載。駆動周波数は1.2GHz。ROMは16GB、RAMは1.5GB。ディスプレイは4.7インチIPS HDディスプレイで、Firefox OSとしては初めてというLTE通信をサポート。対応周波数帯は800MHz帯と2GHz帯で、下り通信速度は最大150Mbps。3Gにも対応し、海外ではGSM/W-CDMA/LTEでのローミングもサポートする。

そのほか、メイン800万画素CMOSカメラ、サブ210万画素CMOSカメラ、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、Bluetooth 3.0、NFCなどを備え、OSにはFirefox OS 2.0を搭載している。

カメラのUI。Androidスマートフォンと変わらず、動作も快適