キーエンスは、このほど接触式の三次元測定器XMシリーズリリースした。卓上に設置できるコンパクトな筐体のうえ、ハンディプローブで対象物に自由な角度から接触して測定できるのが特長で、三次元形状、幾何公差などが簡単に測定できる。また、ものづくりの現場に設置されることを想定して、10-35℃の温度変化や20-80%の湿度でも動作保証されており、三次元測定の機会を増やし精度向上に貢献することが期待される。

ハンディプローブ三次元測定器 XMシリーズ

インライン、オフラインでの高精度測定器を得意とする同社において、XMシリーズは今後の成長分野として位置づけられており、積極的な販売活動が展開されるとのこと。

なお、キーエンスは、「世界直販体制」を敷いており、測定器に関するソリューション提案においても「現場に根差した現実的な提案力」で評価されている。同社は、「今後も、製造業の生産性・品質向上・コスト削減に大きく貢献する方針」とコメントしている。