オプトとグルーバーは12月18日、スマートフォン・タブレットを使用する20~69歳の男女1000人を対象に、「スマートデバイス時代の広告と情報に対する人々の意識・行動について」共同調査を実施し、その結果を発表した。

調査では、スマートフォンとタブレットを包括するスマートデバイスユーザーに、「一番愛着のある企業・ブランド」を1つあげてもらい、ファンになるきっかけとなったできごと・情報をたずねた。すると、「商品・サービスを実際に利用して」が80%となり圧倒的に多く、次いで、「店頭で見て(19%)」「その企業・ブランドの人の対応など(10%)」「その企業・ブランドのホームページ(9%)」「テレビ・ラジオCM(9%)」という結果となった。

ファンの企業・ブランドはあるか? 資料:オプト

企業・ブランドの分野別にみると、ファンとなるきっかけは、いずれも「商品・サービス自体等」が最も多い。このほかでは、ファッション・スポーツブランドで「販売チャネル(37%)」、家電・IT機器・ゲームブランドで「オウンドメディア(26%)」、食品・飲料ブランドで「ペイドメディア(18%)」が、比較的ファンになるきっかけとして多くあがった。

ブランドのファンになるきっかけ・情報 資料:オプト

次に、「インターネット上の情報がきっかけとなって、最近利用し始めた商品・サービスがあるか」を聞き、「ある」と回答した11%を対象に、「きっかけとなったインターネット上の媒体」をたずねた。

これによると、最も多かった媒体は「口コミサイト、その商品・サービスの掲示板など(17%)」で、次いで「インターネット上の情報サイト・ニュースサイト(15%)」や「電子商店街、ECサイト(オンラインショップ)(13%)」という結果に。これら媒体が「インターネット上の広告(10%)」や「その企業・ブランドのホームページ(9%)」を上回った。

インターネット上での商品・サービスとの出会い 資料:オプト