米Microsoft、Skypeのリアルタイム翻訳サービス「Skype Translator」のプレビュープログラムを開始 ch= subch=news author=末岡洋子 lead=米Microsoft傘下のSkypeは12月15日、リアルタイム翻訳サービス「Skype Translator」プレビュー版の開始を発表した。相手話者の言語に関係なくSkypeでコミュニケーションができることを目指すもので、まずは口語ではスペイン語と英語をサポートする。IM(インスタントメッセージ)の書き言葉では、日本語を含む40以上の言語をサポートする。 Skype TranslatorはMicrosoft Researchが開発した「Microsoft Translator」を利用したリアルタイム翻訳サービス。5月に同社のCEO、Satya Nadella氏が明らかにしており、11月には早期プレビュー版の受付を開始していた。今回のパブリックプレビュープログラムのスタートは、当初の予定に沿うものとなる。 神経回路網ベースの音声認識技術を利用して話者の言語を分析し、言語翻訳と読み上げを行う。学習機能プラットフォームを土台にに構築されていることから、利用が増えるほど精度が増していくという。第一弾として、音声によるSkype利用では英語からスペイン語とスペイン語から英語をサポートする。IMでは日本語を含む40以上の言語に対応する。対応言語は将来的に拡充していく。 対応OSは「Windows 8.1」または「Windows 10」の技術プレビュー版のみ(デスクトップとタブレット)。利用にはSkype Translatorクライアントが必要。プレビュープログラムに参加するには、専用サイトから招待をリクエストする必要がある。 ★Skype.png cap=米Microsoftが公開したビデオでは、メキシコと米国の小学生がSkype Translatorを利用して会話する様子がおさめられている。画面横には話した言葉が2カ国語でテキスト表示されている。 ;;link;; 米Microsoft http://www.microsoft.com Skype Translator Preview http://www.skype.com/en/translator-preview/?intcmp=blogs-_-generic-click-_-skype-translator-preview-an-exciting-journey-to-a-new-chapter-in-communication