オプトとグルーバーはこのたび、スマートフォンやタブレットを利用する20~69歳の男女1000人を対象に、スマートデバイス時代の広告と情報に対する人々の意識・行動について共同調査を実施し、その結果を発表した。

同調査によると、スマートフォンの利用について、「通話・メール・メッセージの送受信」と「検索・情報収集・サイト閲覧」「その他(作業、ゲーム他)」に分けて、一日の体感利用時間をたずねたところ、「検索・情報収集・サイト閲覧」の平均時間は平日・休日ともに40分超で、平日・休日とも平均21分となった「通話・メール・メッセージの送受信」にかける時間の2倍程度となった。

スマートフォンの1日の利用時間 資料:オプト

スマートフォンの1日の利用時間 性・年代別平均(分) 資料:オプト

次に、スマートフォンとタブレットからアクセスするサイトや利用するアプリの分野について調べたところ、最も多い分野として「天気(45%)」や「Twitter、Facebook、LINE(30%)」があがった。

趣味・文化・エンターテイメント分野では、「音楽(20%)」や「ゲーム(19%)」「動画・画像(18%)」などの利用が多く、同社は、スマートデバイスで音楽・動画などのリッチコンテンツを利用することが一般化していると説明する。

生活情報分野では、「ショッピング(23%)」や「料理・レシピ(22%)」「グルメ(20%)」などの利用が多くみられ、「新聞・雑誌(16%)」や「芸能ニュース(15%)」「テレビ・ラジオ(13%)」などといったメディアの情報をスマートデバイスから入手するという利用者も多いという。

スマートデバイス(タブレット含む)から主に利用するサイト・アプリの分野 資料:オプト

さらに、パソコンやスマートデバイスからアクセスするオンライン上のニュースメディア・キュレーションメディア・バイラルメディア等の利用状況をたずねたところ、1カ月以内に利用した・見た人の比率では、「Yahoo!ニュース(55%)」が他のメディアを引き離す結果となった。

主に利用するオンラインメディア/アプリ 資料:オプト