TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2014年12月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2014年12月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 C 17.588%
2 Java 14.959%
3 Objective-C 9.130%
4 C++ 6.104%
5 C# 4.328%
6 PHP 2.746%
7 JavaScript 2.433%
8 Python 2.287%
9 Visual Basic .NET 2.235%
10 Perl 1.826%
11 Visual Basic 1.802%
12 R 1.630%
13 Transact-SQL 1.473%
14 PL/SQL 1.330%
15 Pascal 1.173%
16 Delphi/Object Pascal 1.118%
17 Swift 1.065%
18 Ruby 0.978%
19 F# 0.888%
20 MATLAB 0.867%

12月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

12月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

TIOBE PCIは2015年1月1日に2014年に最も高い成長率を示したプログラミング言語を発表するとしており、今回はSwiftとRがその候補になる可能性が高いと示唆している。さらに、プログラミング言語「R」の成長は最近のビッグデータブームに牽引された結果だろうと分析しており、Swiftに関してはAppleがモバイルアプリ開発で注目されていることに大きな要因があると見られる。

それ以外の候補としては、JavaScriptとDartにも可能性があるという。長期にわたり首位を確保してきたJavaは観測当初からの下落傾向が停まらず、今後もさらに低下することが予想される。一方、モバイルアプリ開発やビッグデータ処理などに利用されるプログラミング言語の人気は上昇する傾向にある。