ティアックは、USB入力端子を備えD/Aコンバーターを内蔵することで、最大PCM192kHz/24bitのハイレゾ音源入力に対応したコンパクトなマイクロコンポーネントシステム「HR-S101」を発表した。発売時期は12月上旬。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税別4万6,000円前後。

「HR-S101」は、ハイレゾ対応高音質回路を搭載したマイクロコンポ。コンパクトなボディにハイレゾ音源を入力可能なUSBオーディオ入力と、スマートホンからの高音質なワイヤレス再生機能を備えている。

「HR-S101」は、机上など小さな設置面積で手軽にハイレゾ音源を楽しめるマイクロコンポ。縦置きも可能な幅182mmのアルミ製ボディに、26W+26WのClass-Dアンプを搭載。パソコンからUSBケーブルを経由し、最大PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源の入力が可能となっている。アシンクロナスモードやアップコンバージョンなど、上級機にも採用されている機能を搭載することで、CDクオリティの音もハイレゾレベルで楽しむことができるということだ。

また、2系統の光デジタル入力端子や1系統のアナログライン入力端子に加え、高品質なワイヤレス音楽再生を可能にするaptX方式のBluetooth入力も搭載。スマートホンで聴いているプレイリストをそのまま高音質で再生できるなど、現代の多彩なオーディオソースに対応している。加えて、D/Aコンバーターには定評あるBurrBrown PCM 1796を採用し、DSP処理によるHRラウドネス回路を搭載することで、小さなスピーカーからワンサイズ上のスピーカーに迫るサウンドを実現している。

そのほか、アクティブ・サブウーハーに接続できるサブウーハー・プリアウト端子を装備。デジタル入力信号の有無で自動的に電源をオン/オフできるオートパワーセーブ機能により、テレビの電源オンで手軽に高音質な2.1chサウンドを楽しむことができ、音楽鑑賞に留まらずホームシアターへの展開が可能となっている。なお、Mac/Windowsそれぞれのプラットフォームでハイレゾ音源を再生できる専用ソフト「TEAC HR Audio Player」が無償で提供される。