デル・ソフトウェアは11月5日、最新版のオールインワン型バックアップ/レプリケーション/ディザスタリカバリソフトウェアソリューション「AppAssure 5.4.2」の販売を開始したと発表した。価格は22万160円(税別。初年度保守費用込み)

今回、発表したバージョン「AppAssure 5.4.2」は、過去からのバージョンアップとして、レプリケーション機能の強化、パフォーマンスとレポーティングの最適化、より広範なプラットフォームサポ―ト、シンプルなユーザエクスペリエンスなど、数多くのアップグレードが加わっている。

同バージョンの拡張機能として、 「レプリケーションの強化」では、マルチターゲット&マルチホップレプリケーションに対応可能となったため、ユーザは、バックアップデータを1台の「AppAssure」コアサーバから複数のターゲットサーバにレプリケーションできる。

また、複数の保持ポリシーを設定可能になり、例えば、ユーザはオンサイトとオフサイト拠点で別々のポリシーを設定し、オフサイト側のデータ保持期間を延ばすことができる。

さらに、「AppAssure 5.4.」バージョンでは、利用可能なメモリ量に応じて、理想的な重複除外キャッシュサイズが自動選択される機能が追加。その他の強化機能として、保護スケジュールテンプレート、夜間マウントチェック、メモリ消費の低減などが実装されている。

なお、プラットフォームのサポートとして、VMware ESX 5.5、Oracle VirtualBox、UEFI、RHEL 6.5、CentOS 6.5をサピーとする。