(左から)モハメド・アヴドゥル役の三宅健太、花京院典明役の平川大輔、空条承太郎役の小野大輔、ジョセフ・ジョースター役の石塚運昇、ジャン・ピエール・ポルナレフ役の小松史法。

荒木飛呂彦原作によるTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」のイベント「Walk Like Crusaders」が、本日10月26日にパシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された。

イベントは空条承太郎役の小野大輔、ジョセフ・ジョースター役の石塚運昇、モハメド・アヴドゥル役の三宅健太、花京院典明役の平川大輔、ジャン・ピエール・ポルナレフ役の小松史法が、それぞれのスタンド名を声高に叫びながら登場しスタート。5000人近くの大観衆を前に、小野は「一番多感な時期に(原作の)『ジョジョ』を経験して、その後も道に行き詰まった時には力をもらってきました」「『ジョジョ』がなければ、今こうしてここに立っていられなかったかもしれないです」と作品への思いを紡いでいく。

一方、オーディションまで原作についての知識がまったくなかったという石塚は、「タイトルを聞いたときは、かわいいキャラクターが出てくる愉快な話なんだろうなと思っていたけど違った」と、飄々とコメントする。同じく原作を未読だった小松も「(ポルナレフ役を演じられるのは)すごいことだとマネージャーと妻に力説されて、2人からちょっとした演技指導も受けました(笑)」と明かした。

続いて「スターダストクルセイダース」の第1話、2話、11話、22話の1シーンを5人が生アフレコする「ひとつ実際に手本を見せてやるぜ!」と銘打ったコーナーへ。22話は旅のパーティから一時的に離脱したアヴドゥルが復帰するエピソードということもあり、三宅は「復活するのが本当に待ち遠しかった。原作を読んで展開を知ってるはずなのに、本当に出られるのか半信半疑になってました」と当時を振り返る。

生アフレコを終えた小野は「『オラオラ』という台詞を言うのは今でも緊張する。多分1人でやっていたらできないんじゃないかな」と前置きし、「みんなと汗かきながらやってると(テンションが)上がってきて言えるようになるんです。『ジョジョ』のアフレコは部活みたいですね」と語った。

また本日のイベントでは、2015年1月よりスタートする「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」エジプト編にて、イギー役を福圓美里が務めることも発表された。なお2015年3月25日には、本日のイベントの模様を収めたDVDが発売される。