NTTレゾナントは10月6日、JTBグループとNTTグループとで福岡市にて実施する実証実験「訪日外国人向け観光サービスによる地域活性化トライアル」に対し、位置情報連動型レコメンド配信サービス「エリアマッチ」の技術を提供すると発表した。

このサービスにより、訪日外国人向けに、オススメしたい観光情報を配信するおもてなしサービスを実現する。

「訪日外国人向け観光サービスによる地域活性化トライアル」におすすめ情報が表示されるまでの流れ

実証実験は、JTBグループが保有する観光コンテンツ等をNTTグループの持つICT技術で、旅行者のダウンロードしたアプリに届けることを目的に設定。実験でNTTレゾナントは、旅行者の行動ログや属性、趣味趣向の情報を、NTTグループおよびNTTレゾナントの「エリアマッチ」の技術にて分析し、観光コンテンツを配信する技術を提供する。

「エリアマッチ」は、ユーザーが検索した地域情報またはユーザーの位置情報に基づき、ユーザーにマッチした店舗情報を掲載するサービス。この技術を活用することにより、旅行者は必要な情報をわざわざ入力する事なく、旅行者の位置や属性などにあわせた、おすすめの観光スポットやグルメ・ショッピング等の情報を受け取る事が可能となる。