NTTドコモが冬春モデルとして発表した「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」(サムスン電子製)は、専用のキーボードを搭載した8.4インチのAndroidタブレット端末。発売時期は12月中旬以降で、価格は未定。

「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」。カラーバリエーションはTitaniumu Bronzeの1色で展開する

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GALAXY Tab S 8.4 SC-03Gは8.4インチSuper AMOLEDディスプレイ(1,600×2,560ピクセル)搭載のAndroidタブレット。タブレットと一体となる専用のBluetoothキーボードを搭載し、ノートPCスタイルでもタブレットスタイルでも使うことができる。ディスプレイにはSuper AMOLEDを採用。液晶では表現しづらい、深いエメラルドグリーンのような緑系の色も忠実に再現する。

ノートPCスタイルの使用イメージ。キーボードは打鍵感がある

そのほか、2つのアプリを同時に使用できる「マルチウィンドウ」機能を搭載。PCのようなマルチタスクの使い勝手を実現している。また、「SideSync」機能によって「GALAXY」スマートフォンと連携させることで、手元にスマートフォンがなくてもタブレット上で、着信やメールを受信できる。

SideSyncを使ってみたところ。GALAXYスマートフォンと連携し、画面をミラーリングできる。音声着信時には、GALAXY Tab Sで応答できる

主な仕様は以下の通り。OSはAndroid 4.4、CPUはクアッドコアのMSM8974(2.3GHz)を搭載。内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB、外部ストレージはmicroSDXC(128GB)に対応する。サイズ/重量は、約213(H)×約126(W)×約6.6(D)mm/約298g。バッテリー容量は4,900mAh。背面には約800万画素、前面には210万画素のCMOSカメラを内蔵する。防水/防塵には対応していない。

通信面では、受信時最大150Mbps、送信時最大50MbpsのXi(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz)、FOMAハイスピードをサポート。また、LTE/Wi-Fi同時接続による高速ダウンロード機能に対応。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、ワンセグ/フルセグなどに対応する。なお、VoLTE、赤外線通信、おサイフケータイ、NFCには対応していない。

(記事提供: AndroWire編集部)