富士通システムズ・イーストは10月2日、メインフレームで構築されたレガシーシステムからオープンシステムへの移行を実現する「FUJITSU Application Management and Outsourcing メインフレームリホストソリューション」の提供を今年10月より開始したと発表した。

同サービスは、リホストツールを活用して、メインフレーム環境で運用されている業務アプリケーション資産(プログラム言語であるCOBOLやPL/I、データ制御言語であるJCL、画面/帳票などの定義体)を修正することなく、Windows、Linux、UNIXのいずれかのオープンプラットフォームへ移行するもの。

同ソリューションでは、移行前に資産調査や非機能要件のヒアリングを行い、導入効果を定量的に可視化する「アセスメントサービス」、検証環境を提供し移行後の基本動作を確認できる「トライアルサービス」により、移行実現性を事前に評価できる。

これにより、移行プロジェクト開始後に想定外の開発やテスト追加などによるリスクを最小化したうえで、円滑に移行することが実現される。

また、マルチベンダー環境へ移行する際も、メインフレームとオープンプラットフォームの双方に精通した同社のシステムエンジニアが窓口となり、製品ライセンスやソフトウェアのサポートを含む、検討から導入・運用までをワンストップで対応する。

メインフレームリホストソリューションの概要

価格は移行対象資産による個別見積りとなる。