ミックスネットワークは10月2日、Webサイト運営プラットフォーム「SITE PUBLIS(サイト パブリス)」シリーズの最新版となる「SITE PUBLIS 4」を12月8日より提供開始すると発表した。

SITE PUBLISシリーズとは、Webページを構成する要素をブロックとして管理する「ブロック方式」を採用し、コンテンツ管理のほか、Webサイトのビジネス利用に必要となるさまざまな機能の実装を短期間に実現する「Webサイト構築・運営ミドルウェア」。Webシステムにかかるコストの削減や、マーケティング効果の最大化、Web施策の実行をサポートする。

同社が今回提供開始するSITE PUBLIS 4では、主に、ユーザーインタフェースの刷新と、Webシステム開発機能の強化を行い、「従来のWebサイト構築工数の約30%削減を実現した」という。

SITE PUBLIS 4サービスイメージ

アップデートにより追加・刷新した機能は、プレビューとコンテンツ編集をシームレスに行うことができるCMS機能や、METAタグやスクリプトまでマルチデバイスに最適化する「headブロックマスタ」、GUIやコードなどスキルレベルに応じた自由な編集が可能な「スタイルエディタ」、複雑なページ公開スケジュールをサポートする「マルチスケジューリング設定」、Webシステムの分散開発を実現する「独立Webアプリケーションフレームワーク」などとなる。

同製品のライセンス体系とその価格は、サーバ数無制限のマルチサイトライセンスが2780万円(税別)、1ドメインあたり10サーバ利用可能なエンタープライズライセンスが1280万円(税別)、1ドメイン2サーバまで可能なアドバンストライセンスが480万円(税別)、1ドメイン1サーバのスタンダードライセンスが128万円(税別)。「PUBLIS4 Cloud on Microsoft Azure」と「PUBLIS4 Cloud on IIJ GIO」は、個別見積もりとなる。

同社は今後、同製品の売上を3年間で30億円としたい考えだ。