ChatWorkは10月1日、オンラインコミュニケーションサービス「ChatWork」の容量を増量。フリープランのストレージ容量を従来の50Mバイトから5Gバイトへ大幅アップデートした。

「ChatWork」利用画面。コンタクトを承認したユーザー間でファイルの送受信ができ、操作はチャット画面にドラッグ&ドロップで行える

ChatWorkは、ビジネスコミュニケーションに特化したチャットツール。2014年9月現在、世界5万1000社が導入している。ビジネスで使用する大容量ファイルのやり取りを円滑にするため、利用料無料のフリープランでのストレージ容量をDVD約1枚分の5Gバイトに増量した。

社内、社外問わず、画像や動画、資料など大容量ファイルをやりとりする機会は増加しており、メールに添付できない大容量ファイルは、オンラインストレージサービスを利用する人が増えている。一方、オンラインストレージサービスはアップロード先共有URLの漏えいや誤送信などデータ漏えいリスクが高いのも事実。

ChatWorkは、すべての通信をSSLで保護しており、安全を確保しながらファイル自体の暗号化やダウンロードパスワードの設定などの手間を省略できるという。万が一ファイルを誤送信しても、後からそのデータを削除することが可能。情報漏えいリスクを低減するとしている。

なおChatWorkは、フリープランのほかに、最大4人でビデオ会議ができ、無制限のグループチャット、10Gバイトのストレージが使えるパーソナルプラン、最大14人でビデオ会議ができ、大容量のストレージが使えるビジネスプランも用意している。料金はパーソナルプランが月額200円、ビジネスプランが月額2000円から(ストレージ容量に応じて変動)。