オールアバウトは9月25日、広告効果測定システム「アドエビス」を提供するロックオンと業務提携し、All Aboutのタイアップ広告で取り上げられた企業やその商品・サービスに対するエンゲージメントを可視化する「エンゲージメント分析レポート」の導入を開始した。

同レポートを可能とするアドエビスとは、インターネット広告からの流入や検索エンジンからの自然検索流入、ソーシャルネットワークサービスからの流入を計測する独自のシステム。提供するサービスは、「広告効果測定」や「ランディングページの最適化」「SEO分析」「アクセス解析」の4つで、各企業の課題に合わせて導入することが可能だ。

同レポートでは、All Aboutのユーザがタイアップ広告を見た後、どのような態度変容を経たかを計測。アドエビスを用いて行うため、外部データも紐づけて可視化することが可能で、同結果から「エンゲージメントの変化があったのかどうかを示すレポート」の作成を実現する。

同レポートで指すエンゲージメントとは、「企業や製品と顧客の間にある絆の深まり具合を表すもの」だという。CV(コンバージョン)数や直帰率など単一の指標で表せるものではなく、複合指標の総合評価となる。

今回の提携により、オールアバウトは、広告閲覧ユーザの「All About外」での行動を分析し、広告の訴求・質を高める考えだ。