キヤノンITソリューションズは9月18日、情報漏洩対策ソリューション「GUARDIANWALL」の新バージョン(Ver7.5.01)を提供開始した。同製品は、保留メール管理機能のスマートデバイス対応が行われた。

同製品は、メールに含まれるキーワードや添付ファイルの種類などの各種検査と、送受信先の配送条件を組み合わせることによって、情報漏洩を防止するメールフィルタリング・アーカイブ・ソフト。

メール誤送信対策に有用な一時保留機能、添付ファイル自動暗号化機能、メールの利用状況を監査・確認するためのメールアーカイブ、全文検索機能、統計情報やレポートの作成機能も備え、メールに関するコンプライアンスを強化する。

新版では、スマートデバイスからGUARDIANWALLの管理画面にログインすると、スマートデバイス環境に最適化した保留メール管理画面が利用できる。表示文字サイズの変更やパスワード変更の機能にも対応している。

メール転送機能においては、転送先アドレスをBccで指定できる機能が追加され、従来の転送方法に比べて、元のメールをそのままの形で受信可能になった。

そのほか、PC版の保留メール管理画面も操作性の改善が図られた。具体的には、保留管理画面の「送出 BOX」と「削除 BOX」に格納されているメールも、「保留 BOX」と同様に複数ページ表示に対応し、それぞれのBOXに多数のメールが格納されていても、画面をスクロールすることなくページを切り替えて閲覧することができる。

同製品を利用できるスマートデバイスは、iPad (iOS 7.1) / iPhone (iOS 7.1)(動作確認済みブラウザ:Safari)で、他のスマートデバイスは順次対応予定。

「GUARDIANWALL」の管理画面の例