ウェラブルデバイスを見越しての音声コミュニケーション

「OKWave Talk」は、音声だけのやりとりで質問と回答を行なう点でユニークなアプリだが、このインターフェイスは前出の武内氏によるとスマホに最適化した結果だという。オウケイウェイヴではスマホ利用の市場動向をみて、スマートフォンが一般化したことで音声入力が容易になったと分析。それに伴いより簡単かつシンプルな助け合いサービスが成立しえるとしている。そうした分析の結果が、「OKWave Talk」の開発につながったという。たしかにスマホではPCのように長文のテキストは入力しづらいが、音声ならスマホのマイクを使って容易に行える。

また武内氏は「Google Glass」や「Apple Watch」といったウェアラブルデバイスを挙げ、今後はテキストに起こす必要のない入力が必要とされると説明した。この「OKWave Talk」のサービスについてオウケイウェイヴの兼元謙任代表取締役社長は「カジュアルな助け合いの場にしたい」とコメント。さらに「アイスバケツチャレンジのように、人が持っている“良い部分”をつなげていきたい」と語った。

OKWave イノベーションセンターの武内一矢センター長

オウケイウェイヴの兼元謙任代表取締役社長

アプリは現在、Android版のみだが、オウケイウェイヴによると2014年冬にiOS版を提供する予定。また、音声でのサービスに慣れている10~20代の若いユーザーを主なターゲットにしていくという。疑問や悩み相談において、既存のテキストベースな質問サイトよりくだけた雰囲気で質問できるメリットも若者を中心にニーズがありそうだ。

iOSの「Siri」やドコモの「しゃべってコンシェル」といった音声入力を使ったアプリが普及しているが、このアプリは音声による投稿やコメントのやりとりで悩み解決を行なうという点で新機軸と言えるだろう。

(記事提供: AndroWire編集部)