キヤノンマーケティングジャパンITグループのスーパーストリームは9月11日、同社の提供する財務会計・人事給与システム「SuperStream」が「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」に対応したと発表した。

AWSでの動作検証を実施したプロダクトは、「SuperStream-NX シリーズ (統合会計や固定資産、手形管理、人事管理、給与管理、人事諸届・照会、退職金管理オプション、グループ経営管理、証憑管理オプション、建設仮勘定管理オプション、ファクタリングシステム、システム連携ツール)」と「SuperStream-CORE シリーズ (COREやAP+、AR+、FA+、PN+、HR+、PR+、RE、field、field/HR、connect)」。動作検証は、「Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)」と「Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)」上で行われた。

今回の対応により、サーバーや周辺機器などの購入費用が不要となるほか、高度なセキュリティ機能が組み込まれているため、高い安全性の確保が可能で、AWSの豊富なサービスを活用することにより、BCP・DR環境を容易かつ低価格で実現するという。

同社は今後、SuperStreamの動作環境の選択肢としてAWSを積極的に提案し、パートナーと共に2017年までに300社に展開する予定だ。