ホットリンクコンサルティングは5日、ソーシャルメディアへの書き込みを元にコミュニティを自動分類し、コミュニティごとの態度や興味関心事、嗜好性を導き出すことを可能にする「コミュニティクラスタ分析」サービスの提供を開始した。

同社は、ソーシャルメディア分析ツール「クチコミ@係長」など、ソーシャル・ビッグデータ活用のためのクラウドサービスを提供するホットリンクのグループ会社。

コミュニティクラスタ分析は、東京大学工学系研究科 坂田・森研究室と共同開発されたもの。ソーシャルメディア上でつながりの深い生活者同士をコミュニティとして自動分類し、分類されたコミュニティごとの態度や興味関心事、嗜好性を導き出すことが可能になる。

コミュニティクラスタ分析結果例(企業Aの風評リスク分析)

これにより、企業や広告代理店がソーシャルメディア上で広告に対する特定のターゲットからの反響を調べたり、炎上などの風評リスクに対して株価に直接的な影響を与える可能性のあるコミュニティの反応を把握することができ、広告施策の最適化や風評への適切な対応に活かすことができるという。

同サービスは、事業会社、広告代理店を対象にコンサルティングの形で提供される。料金は150万円から。