「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」メインビジュアル

東京都・表参道のスパイラルガーデンでは、小林賢太郎が舞台のために自ら制作した作品を紹介する「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」を開催する。開催期間は9月19日~10月5日、開場時間は11:00~20:00。入場無料。

同展は、劇作家、パフォーミングアーティストの活動を精力的に行い、またコントグループ「ラーメンズ」としての活動でも知られる小林賢太郎のステージを構成する作品の数々を展示。これまで舞台や画面上でしか見ることのできなかった、舞台や映像作品のために描いた絵、セットのデザイン、たくさんの小道具など、自らの手で製作してきたイメージを見ることができる。

さらに会場には、小林がデザインし、実際に使用された舞台衣装などを展示する「楽屋」が出現。作品(=舞台)が生み出される過程を工場見学をするように楽しむことができる。なお、小林が創り出す「舞台」は、機智に富み巧妙に紡がれた言葉と動き、そして、ミニマルなつくりの舞台上を緻密な仕掛けによって最大限に演出する舞台美術で観客を魅了してきた。

「THEATER P」2013年 木製パネル、アクリル絵の具 ソロ公演『ポツネン・P+』にてセットに投影するために描かれた作品

「記憶の庭」2014年 イラストボード、マーカー NHK BSプレミアム「小林賢太郎テレビ6」番組中のドラマ「なぞなぞ庭師」にて使用されたイラスト。ドラマに登場するなぞなぞのモチーフがいろいろ描かれている