開始1カ月で国内外から約100件におよぶ事前エントリーがあるという「ガンダム GLOBL CHALLENGE」

人気アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する「RX-78 ガンダム」の18m実物大モデルを実際に動かすプロジェクト「ガンダム GLOBL CHALLENGE」の審査員に、映画監督の本広克行氏と、ライゾマティクス代表取締役でクリエイティブディレクター・テクニカルディレクターを務める齋藤精一氏の参加が発表された。

「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」は、2019年の『機動戦士ガンダム』40周年に向けて、実物大ガンダムを実際に動かしていくことを目的に、「夢に挑戦、ガンダムが動く、世界が動く」というキャッチコピーのもとに始動したプロジェクト。18mのガンダムを実際に動かす「リアルエンターテインメント部門」と、視覚的効果を利用した仮想現実で動きを再現する「バーチャルエンターテインメント部門」の2部門が現在進行している。本企画の審査員として、『機動戦士ガンダム』総監督の富野由悠季氏、早稲田大学副総長であり早稲田大学理工学術院教授の橋本周司氏、中京大学工学部教授のピトヨハルトノ氏の3名が名を連ねているが、より専門的な見地から審査を行うために本広氏と齋藤氏の招聘を決定したという。

『機動戦士ガンダム』に魅了されてきた本広氏は「実物大ガンダムを動かすという夢のエンターテインメントに僕の期待値も上がりまくっています」と興奮を隠せぬ様子で、「世界中からの熱き思いとアイデアが楽しみでなりません」と話している。そして齋藤氏は「想像を超越するほど進化した技術は、数年後ガンダムをも現実のものにするかもしれない。技術はついてくるものではなく、想像するから技術は進化します」と本プロジェクトへの期待を寄せている。

本プロジェクトの募集は、7月31日に開始1カ月で国内外から約100件におよぶ事前エントリーがされているという。「リアルエンターテインメント部門」と「バーチャルエンターテインメント部門」の2部門を設け、一部の技術・素材・システムなどのみの応募も可能とすることで、世界中から幅広くアイデアを募集。募集期間は、7月31日~2015年2月27日23:59(日本標準時)で、審査結果は2015年8月に発表される。詳細は公式サイトまで。

(Ç)創通・サンライズ