ノベルは8月28日、ディザスタリカバリ・アプライアンスの新製品「PlateSpin Forge 700」シリーズを発表した。同製品は、本番環境におけるサーバに障害や災害が発生した時に、物理サーバと仮想サーバ両方のワークロードを保護できる。

ディザスタリカバリ・アプライアンス「PlateSpin Forge 700」シリーズ

同製品はPlateSpin Forge 500シリーズに比べ、保護対象のサーバワークロードが最大100台と4倍に増え、パフォーンスと容量が大幅に向上した。ディザスタリカバリ要件のサイジングなどの先進機能を備えているほか、仮想化技術を用いて安全なサンドボックス環境で復旧テストまで容易に行える。

2015年7月にサポート終了を控えたWindows Server 2003の移行ソリューションとしても活用できる。

同製品は、マイクロソフトやヴィエムウェアのハイパーバイザに加え、2TB以上のGPTハードドライブ/ブートドライブを備えた新型UEFI物理サーバもサポートする。

また、仮想化プランニングツールPlateSpin Recon 4のライセンスが含まれているため、本番サイトで最大100台のサーバワークロード(CPU、メモリ、ネットワーク帯域幅、ディスク使用率)を30日間監視できる。

ラインアップは、保護対象の物理/仮想ワークロード数が最大10の「PlateSpin Forge 710」、保護対象の物理/仮想ワークロード数が最大25の「PlateSpin Forge 725」、保護対象の物理/仮想ワークロード数が最大40の「PlateSpin Forge 740」の3モデルとなっている。

16コア(8コア2Way)、32スレッド、ハイパースレッド対応、128GB RAM(768GBまで拡張可能)と、3モデル共通の仕様となっている。国内の出荷予定日は9月1日で、価格はオープンプライス(市場推定価格 756万円から)。