富士ソフトは8月25日、Windows Server 2003移行ツール「らくらくアップグレード for Windows Server 2003」の販売を開始したと発表した。

「らくらくアップグレード for Windows Server 2003」移行までの3STEP

Windows Server 2003サポートの終了は、日本時間2015年7月15日となり、残り10カ月となっているが、移行には時間も手間も費用もかかるため、なかなか思うように移行が進まないという顧客や、検討はこれからという顧客も多い。

富士ソフトは、7月8日に「らくらくサーバー移行コンシェルジュ」を開設し、顧客に最適なWindows Server 2003からの移行を支援しているが、今回、Windows Server 2003移行ツール「らくらくアップグレードfor Windows Server 2003」を開発し、移行支援を加速。本ツールの利用により、Windows Server 2003環境を従来よりも速く、簡単、コストを削減して移行できるようになる。また、移行先も、Windows Server 2008/Windows Server 2012、クラウド/オンプレミスなど顧客の環境・要望に合わせた対応が可能。

顧客の環境・要望に合わせた移行

富士ソフトでは、「らくらくサーバー移行コンシェルジュ」「らくらくアップグレード for Windows Server 2003」などWindows Server 2003環境の調査・分析から移行後のサポートまで幅広いメニューで、最適なアップグレードサービスを提供する。販売価格(参考価格)は、1台あたり60万円から。同社では2016年3月までに500社の導入を目指している。