Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は、米Googleの次期Andoroid OS「L」がBluetooth SmartとBluetoothクラシックの両方をネイティブでサポートすると発表した。

両方をサポートしたことで、ウェアラブル端末、ビーコン、医療・フィットネス用センサ、スマートフォン、タブレット、自動車、パソコンなど、あらゆるBluetoothデバイスと接続できるようになる。また、Android OS「L」は、Bluetooth 4.1に対応しており、IPv6接続の強化や、スマートホームに不可欠な常時接続のハブまたはゲートウェイとしての役割を担っていく。

さらに、ネイティブサポートにより、Bluetooth Smartがブリッジの役割を担い、ウェアラブル端末やセンサと従来のBluetooth機器を接続するといったような開発が行える。そして、Googleは「L」をリリースする一環として、Bluetoothのセントラルモードとペリフェラルモードをサポートし、デベロッパに対して、ビーコンやスマートホームの設計における柔軟性を提供するのに加え、スマートフォンやタブレット、テレビ、ウェアラブルデバイスなど、あらゆるスクリーンを通じてシームレスな体験を提供するため、デバイスの相互接続を実現するだけでなく、さまざまなBluetooth Smartのアクセサリやアプリにも接続できるようにするとしている。