読者のみなさんは普段、いくらのドライヤーを使っているだろうか?

筆者は4年前に購入した1,500円のドライヤーを使用している。1,500円ながら、乱暴者の筆者に落とされてばらばらになっても、なお風を吹き出し続けるという、何ともタフでけなげなヤツなのだ。

パナソニックが2014年7月に発表した「ナノケア EH-NA96」

しかし、その性能はあくまで1,500円レベル。コスパが悪いとは言わないけれど、髪を乾かすという目的に特化しているため、乾燥後の髪は広がってうねってしまう。スタイリングやセットをきちんとすればいいのかもしれないが……まぁ、面倒じゃないですか。

そんなめんどくさがりの筆者が先日、「Panasonic Beauty」の発表会に行ってきた。イメージキャラクターを務める水原希子さんも登場し、きらびやかな女性がたくさんいる会場内。場違い感が漂いまくっていた筆者の目に、ある強烈なメッセージが飛び込んできた。

右下のパネルにご注目

「髪が決まらない朝は、オシャレのふりしてまとめ髪。」

思わず二度見してしまったほど、このメッセージが心にグッと刺さった。「え、これって私のこと……? 」と。広告クリエイターは、繊細に揺れ動く女性心理を表現したというが、「繊細に揺れ動く女性」の一人である筆者の胸にも盛大に響いた。干物、とまではいかない(と信じたい)が、セミドライ加減の筆者の髪は「まとまり」や「うるおい」なんて言葉とは縁遠く、広がるわうねるわで悲惨な状態。だから、まとめ髪につい逃げてしまうのだ。

というわけで、せめて髪にだけでもうるおいを! と危機感をおぼえた筆者は、パナソニックのヘアドライヤー「ナノケア EH-NA96」を試すことにした。