AKB48の姉妹グループ・HKT48の指原莉乃が、16日に放送されたTBS系の情報番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~)にVTR出演し、自身が影響を受けた漫画『SLAM DUNK』について語った。

『SLAM DUNK』について語った指原莉乃

今月11日に発売した自著『逆転力 ~ピンチを待て~』(講談社)の宣伝も兼ねて出演した指原は、影響を受けた漫画として井上雄彦氏の『SLAM DUNK』を挙げた。同作は、1990年から1996年にかけて漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載され、累計発行部数1億2,000万部以上を記録。バスケットボール初心者・桜木花道の成長と湘北高校バスケ部の活躍が描かれている。

「うらやましいなという感情の方が強い」と同作の魅力を語る指原。中でも好きなシーンが、怪我が原因で挫折していた三井寿が泣きながら監督である安西先生に「バスケがしたいです…」と思いを伝える場面。指原はこのシーンを、自分の境遇と「多少、重なる」という。

2012年6月、指原が過去に元ファンと交際していたことが週刊誌で報じられた。事実ではない内容もあったとしながらも、その男性が友人であったことは認めて謝罪。AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏は、指原にHKT48への移籍を命じた。指原は三井の心情を「僕はバスケ部をメチャクチャにしてしまった。だけどそれでもバスケを続けたい」と読み取り、「私もHKTに移籍になった時に『やっぱり続けたい』という感情はあったので、近いものがあると思います」と当時を振り返った。

移籍後の活躍は、まさに「逆転力」そのもの。秋元氏について指原は「安西先生と似ているかもしれない」と語り、「見た目はもちろんなんですけど、多くを語らないところ。(アドバイスは)本当に大事な仕事の時だけで、安西先生もそうなので、そこは似てるなと思います」と両者を比較していた。