三菱重工グループのPWパワーシステムズは、アルゼンチンの資源・エネルギー大手、アルバネシの傘下の電力会社であるジェネラシオン・フリアスから、出力6万kWのガスタービン発電機「FT4000 SWIFTPAC(FT4000スウィフトパック)」を受注した。ラテンアメリカ向けFT4000 SWIFTPACの受注は今回が初めてで、運転開始は2015年5月の予定。

FT4000 SWIFTPACは、米国の航空機用エンジンメーカー、プラット・アンド・ホイットニーが供給するPW4000エンジンを動力源とする航空機エンジン転用型ガスタービン発電機。航空機エンジン転用型としては世界最高出力の高い信頼性を有するガスタービン発電機で、出力6万kWと12万kWの2つのラインナップを持っている。

今回のFT4000 SWIFTPACは同国首都ブエノスアイレスに導入され、首都周辺の旺盛な電力需要に応えていくことになる。