「MD04ABA-Vシリーズ」

東芝 セミコンダクター&ストレージは、監視カメラ向けの最大容量が5TBと4TBのHDD「MD04ABA-Vシリーズ」を製品化し、8月末からサンプル出荷を開始すると発表した。

「MD04ABA-Vシリーズ」は、3.5型で最大5TBの記憶容量を持つ24時間稼働に対応した監視カメラ向けのHDDで、6Gbit/sのSATAインタフェースを採用。32ストリームの高精細カメラデータにも対応でき、監視用デジタルビデオ録画機(SDVR)、監視用ネットワークビデオ録画機(SNVR)、ストレージエリアネットワーク(IP-SAN)などのビデオ録画用途に適しているという。

回転数を抑えることにより、従来機種(「MD03ACA-Vシリーズ」)に比較して消費電力を低く抑え、振動補正機能も搭載しているため、複数台のHDDで構成するRAIDあるいはシステムにも対応できるという。