アドバンテストは8月6日、同社のSSDテストシステム「MPT3000」の小型版となるエンジニアリング向けシステム「MPT3000ES(Engineering Stationn)」を発表した。

同システムは、省スペースながら最大8個のデバイスを同時測定することが可能。また、一般的な家庭用電源で使用可能なため、簡易実験室環境でのテスト・プログラム開発やSSDの解析・デバックが可能になると同社では説明する。

さらに、独自の高速SoCテスト技術を搭載することで、最大12Gbpsの動作速度を実現。マルチ・プロトコル機能と交換可能なテスト・ボードにより、2.5インチドライブ、ハーフおよびフルハイトのPCカード、M.2などの形状のSSDのフルパフォーマンステストに対応可能となっている。

なお、同製品はすでに複数の顧客からの注文を受けており、出荷も開始しているという。

SSDテストシステム「MPT3000ES」の外観