Cypress、技術資料へのアクセスが容易になるドキュメント管理ツールを発表

Cypress Semiconductorは7月30日(米国時間)、同社がオンラインで提供している技術資料の検索を容易にするドキュメント管理ツール「Cypress Document Manager(CDM)」を発表した。

同ツールは、「PSoC」をはじめタッチセンシングソリューションやメモリ、USBコントローラなど、同社の6万件以上におよぶ全製品の資料の検索、閲覧などの管理が1つで行える。また、Web上の資料だけでなく、ダウンロードされローカルに保管されている資料も表示できる。具体的には、資料をツール上でまずプレビューを行い、必要に応じて1クリックでダウンロードを開始できる。一度ダウンロードしてローカルに保存されている資料については、最新版が同社のウェブサイトで公開されていないかを1クリックでチェックを行い、アップデートがあった場合はその資料へナビゲーションされるという。

さらに、「CDM」では、ドキュメントナビゲーションおよびフィルタリングを直感的に行える。同社のドキュメントを製品やアプリケーション、ドキュメントタイプ、言語、専門レベルごとにフィルタすることが可能で、必要な資料を容易に検索できる。キーワード検索は、フィルタリング機能を併用することで、より要望にあった資料セットがリストアップされる。ツール上では、検索結果をタイトルや言語、関連性、ファイルタイプ、バージョンでソートするなど、容易なブラウザが可能となっている。

なお、「CDM」は、同社のWebサイトより入手できる。