エフセキュアは8月1日、LinuxサーバOS向けゲートウェイセキュリティ対策製品の「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の新バージョン「Ver5.10」をリリースしたと発表した。

同製品は、Linuxサーバ上でのメール送受信やWebブラウジング時にネットワーク上でのリアルタイムウイルス検査を行い、ゲートウェイを保護するセキュリティ対策製品。これまでは従来のHTTP/SMTP/POP3/FTPの各種プロキシに加え、ICAPサーバとしての機能などを利用できるVer5を提供していた。

新バージョンのVer5.10は新たにWebUIを搭載し、Webサーバプログラムを変更することでWebUIで消費するリソースの削減・応答速度の向上を図った。現在英語版のみの提供となっているが、2014年第三四半期中に、WebUIを日本語化したVer5.20をリリースする。

なお、同社は日本語WebUIを搭載したVer5.20がリリースされてから1年後に、旧バージョンのVer4.12およびVer4.11のサポートを終了するとしており、旧バージョンからVer5シリーズへの移行を促している。