デルは7月29日、医療現場向けソリューションの強化に向け、医療向けのITソリューションを提供するソフトウェア開発会社の「アステック」、SI事業者の「パルソフトウェアサービス」、マトリクス認証を提供する「シー・エス・イー」との医療向け仮想デスクトップインフラ(VDI)分野における連携強化を進めることを発表した。

これまでデルは、医療向けITソリューションとして、独自開発のシンクライアントOS搭載のシンクライアント「Dell Wyse」やゼロクライアント端末、VDIの導入などを進めてきた。今回の連携強化により、医療業界が抱える情報システムの安全管理やセキュリティなどのIT課題や地域ごとの医療ニーズに対応が可能になるとしている。

なお、今後は、4社がそれぞれ強みとする分野に対しての連携を強化していくことで、トータルソリューションとしての完成度を高め、大学病院などを含む医療機関に対するVDIソリューションの普及・促進を図っていくとしている。