PayPalは7月17日、スタンドファームと業務提携し、クラウド請求書管理サービス「Misoca」における「PayPal」の導入を発表した。

「Misoca」は、中小企業を中心に1通からオンラインの操作のみで請求書等を郵送できるサービス。5月時点で1万3000以上の事業者が毎月10億円以上の請求書を発行している。

今回「PayPal」が導入されたことで、書面での契約手続きや導入・維持コストをかけることなく、オンラインでの支払い受け付けが可能になる。また、手数料も低く、支払い代金は最短3日で登録銀行への引き出しができる。これまでは、銀行振替やカード加盟契約を結んだ場合でしか請求書の支払いを受け付けることができなかった。

なお、今回の導入に合わせてペイパルは、新規に「PayPal」ビジネスアカウントを作成し、「Misoca」で発行した請求書の支払いを「PayPal」で受け取った人に500円のキャッシュバックキャンペーンを行う。期間は2015年7月16日までとなっており、対象人数は先着順で900の法人・個人の予定だ。