アクチュエイトジャパンは7月16日、同社が提供するBIプラットフォームのフリーミアム版「BIRT iHub F-Type」の提供を開始したことを発表した。

BIRT iHubは、オープンソースのBIソフトウェア「BIRT」、およびアクチュエイトが提供する商用版「BIRT Designer Pro IDE」によって作成したコンテンツの管理/配布を行うためのアプリケーションサーバ。データベースやファイル、Webサービスなど、さまざまなデータソースに対応し、ユーザーがデザインしたUIに従ったレポートを出力することができる。

レポートの生成や配布処理をスケジューリングできるほか、コンテンツのバージョン管理やアーカイブ機能も搭載。ユーザーの利用状況ロギングしたり、クラスタリング構成にしたり、APIにより外部システムと連携したりすることもできる。

今回提供を開始するBIRT iHub F-Typeは、そうした特徴を備えるBIRT iHubのフリーミアム版。1日あたりのデータ出力量が50MBまでと制限されているが、入力量は無制限。機能面も制限がかけられておらず、BIRT iHubに備わる全機能が利用できる。データ出力量がオーバーした際には、BIRT iHub F-Type の画面から追加容量をサブスクリプションで購入するかたちで継続利用が可能なほか、BIRT iHubにアップグレードすることもできる。

BIRT iHub F-Typeは、アクチュエイトのWebサイトから無料でダウンロード可能。2014年12月31日まではお試しキャンペーンとして、1日あたり50MBを無料で追加可能となっている。