ウォルト・ディズニー・ジャパンは7月16日、同社が特別なメンターシップおよび資金提供を行うプログラムに選出したスタートアップ企業11社を発表した。選出11社は以下の通り。

  • Buzzstarter:世界初のスケーラブルなコンテンツ・マーケティング・プラットフォーム。

  • ChoreMonster:家のお手伝いを子供にとって楽しいことに変え、親をスーパーヒーローにするという、ウェブおよびモバイルのプラットフォーム。

  • Codarica:コーディー・コーダーとホリー・ハッカーというキャラクターと一緒に、初めて子供がコンピュータープログラムの世界に触れるサービスを提供する企業。

  • Cogo:コンテンツクリエイター向けに動画収益化ソリューションを提供する。

  • Jogg:あらゆる相手からの動画の入手を容易に。自分のデバイスに所有している動画だけではなく、他のユーザーからの動画を収集、編集、共有することが可能になるという。

  • Sphero:スマートデバイスで操作するロボットを作り、デジタルと実際の動きを組み合わせるコネクテッドプレイを提供する企業。

  • Sidelines:400名を超えるキュレーションの専門家チームによるスマートで質の高い議論を収集。関連性に基づいてウェブ制作者へ配布することにより、オンライン上の質の低いディスカッションやコメントに関する問題を解決する。

  • SnowShoe:シンプルで、マジカルなプラスチックを作る。プラスチックをタッチスクリーンに接触させて、実物のアイテムとデジタルコンテンツを結び付けることができる。

  • Twigtale:子供の成長段階における大きな節目に、個人に合わせた、専門家による質の高いアドバイスを親に提供する。

  • TYFFON:累計 2,500 万ダウンロードを達成した ZombieBooth シリーズをはじめとするエンターテイメント・アプリの制作会社。

  • Ubooly:子供と会話できる学習玩具で、子供の名前を記憶したり、勉強を教えるなどのカスタマイズ可能。

Techstarsの協力を得て始動した「ディズニー・アクセラレーター・プログラム」は、15週間の集中型プログラム。参加企業はウォルト・ディズニー・カンパニーの最高幹部によるメンターシップや、最高12万ドルの企業構築資金が提供されるほか、ウォルト・ディズニー・カンパニーのさまざまなリソースへのアクセスが特別に提供される。

参加企業は、チェアマン&CEOのロバート・A・アイガーや、ピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、ABC、ESPN、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングなど各ビジネス部門のリーダーと面談ができる。

さらに、メンターとして参加するエンターテイメント業界のリーダーや、投資家、Techstarsの広範にわたる技術分野のスペシャリストとも面談する。

その後、各参加企業の専門性、関心、背景に適したメンターが選定。メンターとの定期的な面談を通じて、事業計画、新製品発売、マーケティングキャンペーン、長期戦略の策定を行う。

プログラムの締めくくりとして、10月には「デモ・デー」を開催し、各チームは、業界のリーダー、ウォルト・ディズニー・カンパニーの最高幹部、起業家グループ向けに自社のプレゼンテーションを行う。