東京急行電鉄は7月16日、2015年春の開業を目指す「代官山東横線上部開発計画(仮称)」の着工を発表した。この計画は、東横線の地下化によって新たに創出されたかつての線路の跡地を開発するものだ。

代官山駅側入口イメージ(左)、俯瞰イメージ(右)

この計画では、全長220mに渡る東横線の線路跡地に5塔の商業店舗を建設する。

出店は、クラフトビールを提供するキリンビールの新業態「SPRING VALLEY TOKYO(仮称)」のほか、米国西海岸のセレクトモール「Fred Segal(フレッド・シーガル)」、サンフランシスコのベーカリー「TARTINE BAKERY & CAFE(タルティーン ベーカリー&カフェ)」の2つの日本初上陸の店舗などを予定している。

プロジェクトメンバーは、ブランドプロデューサーの柴田陽子氏、建築デザインナーの大堀伸氏など。同社は「都心にありがちな緑溢れ、気持ちの良い空気を感じられる"集い"、"憩い"、"刺激"のある新しい形の商業施設」を目指すとしている。

計画地は東京都渋谷区代官山13番地で、代官山駅より徒歩4分